週刊・南遊新聞
★2002年12月15日(日) 第46号★
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Xin Chao!!
シン・チャーオ!!
皆さま
おはようございます。
こんちにわ。
こんばんわ。
南遊新聞です。
風邪を引いてしまいました。
鼻と喉に来てます。
皆さんもくれぐれもご自愛下さい。
さて、今日10時からボランポパークです。
南遊の会も出店いたします。
今日も一日良い天候に恵まれそうです。
多くの皆さんのお越しをスタッフ一同お待ち申し上げておりますので
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、今週も石丸さんよりコラムが届いていますので、
さっそくお送りいたします。
今週も先週に引き続きベン・タン市場がテーマです。
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dragon 第46稿「異業種協働」
ベトナムの商売を見ていますと、本当に競合と協調を
うまくバランスさせているなと感じます。
先週、ベン・タン市場のSapについてお話しました。
この市場の中でも協調と競争の原理が働くように
その場所が指定してあるように思います。
今週は、その協調の部分についてご報告します。
ベン・タン市場の回の字の内側の口の字の北西は、
約100の食べ物屋のSapで占められています。
田の字形の1グループが縦に6列、横に4列あります。
1グループの中に4個のSapがあります。
所有と言う心理では田の字の中の一つの窓が権利です。
しかし物理的には、田の字と言うよりは日の字の中央の縦線がなく、
また上下の横線の中央は、出入り口です。
すなわち4個のL字が組み合わされています。
もう少ししつこく申しますと『[]』の形の中央横に線がある形です。
お分かりいただけますか?、L字の長い辺が2m弱、短い辺が1m弱、そんな感じです。
この周囲は全てカウンターになっていますが、
そのカウンターも色、材質夫々違います。
時によっては[型の上下のカウンターの高さが違うものさえあります。
椅子も各Sapの責任でそろえます。
木製あり、樹脂製あり、ステンレスまがいの金属製まで様々です。
このあたりがベトナム人の自己主張の強さだと感じます。
一つの田文字の4Sapで、当然と言えば当然なのですが、
同じ料理を売っているSapはありません。
同じSapでもカウンターの一部を借り、小さなガラスケースを置かせてもらい、
一品だけを売っている小母さんがいたりします。
実はこの1グループや近くの田の字グループではすごい協働作業が行われているのです。
私が時折昼食を摂る所はSap1086で麺中心の店、田の字の右下の窓です。
右上Sap1084は同じ麺類でもBUNが中心、
左上はSap1108 チェーと言う飲み物屋、
左下のSap1110は、ご飯とお粥に毎日数種類のおかずを供する一膳飯屋です。
1086で麺を注文すると、1110のほんの一部を借りている小母さんが冷えたお茶を出してくれます。
1110のお姉さんが「今日はお粥要らないの?、豚と大根の煮物美味しいよ」
「じゃあお願い」
「食後のジュースは何にするの?」と1086の麺屋のおばさん、
「パパイヤ」
「オーイ・・さん、食後パパイヤジュース」と隣の田の字のジュース屋さんへ、
「サラダが欲しい」
1084のお姉さんに「サラダ作って」・・・、こんな具合です。
1086に座っていてもどのSapの料理も取り寄せてくれます。
支払いはまとめて1086のおばさんへです。そして小母さんが分配するのです。
助かるのは決してぼられないこと。
これも長く住み始めたメリットでしょうが、1086の小母さん、全ての料理を睨んでいます。
自分が逆な立場になることもあるのでしょう。
こうやって小さなSapで自分の範囲だけを守るのではなく、
できるだけ周囲も含めて付加価値をつける。
その大きくなった付加価値をみんなで分配する。
それが極あたりまえの世界なのです。
何時の間にか、「異業種協働」実現しているのですね。
今日も、1086の麺を主体に美味しいお昼を頂きました。
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いいですよねぇ。
便利そうですし、他人の領分まで侵さないで
それぞれが生きる隙間を持ちながら、仕事をしていく。
いい感じがします。
新しい1週間が始まりました。
今年も残りあとわずか。
モリタツも風邪を治して頑張ります。
皆さんもお体大切に。
では、また来週。 (編集・森田達也 モリタツ)
☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ
○「週刊・南遊新聞」
おたよりは nan-you@k7.dion.ne.jpまで。
なお「Xin Chao」はベトナム語であいさつの言葉。
「おはよう」も「こんにちわ」も「こんばんわ」も
全て「Xin Chao!!」なんです。
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南遊の会 http://www.namdu.jp
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